少し汗ばむ昼下がり。なんだかやることに追われて頭がまとまらない。
気分を変えたくて図書館へ来たものの、
頭の中のノイズに邪魔されてなかなか興味を惹かれない。
何冊か立ち読みしながら1周する。
入口の左手、この図書館には併設されているカフェがある。
ここで一息つくのも悪くない。久しぶりに入店してみる。
カフェのスタンプカードがちょうど集まっていて、
クッキーをもらった。ついている。
カウンターに近い丸テーブルの真ん中の席。
その席から手が届く範囲の棚、ここにも図書館の本が置かれている。
その右から4冊目。
文房具のことを考えていたからなんとなくタイトルに惹かれた本。
おとなしい性格の筆者が文房具によって会話の機会を得て、
文房具に恋して、
文房具の仕事に携わり、
人の雰囲気や使い道から合うおすすめの文房具を選ぶ人。
文房具ソムリエになった著者のエッセイ。
わたしも教室の隅で本を読んでいるタイプだったから、
とても共感できることが多かった。
細軸のペン好き。製図のシャーペンが好きだった。
父が使っていたのもあり、自分も使うようになった。
イラストも描きやすくてお気に入り。
今はシャーペンを使う機会が減った結果、
ジェットストリームの書き心地から離れられなくなっている。
ジェットストリームの細軸、0.28、あー細いの好き。
ただシャーペンと違って、ボールペンは細すぎるときれいな字が書きにくい。
マークシートとか、向いていない。埋めるだけで時間がかかる。
マークシートは鉛筆一択だ。
だからボールペンを許可しないでほしい、後悔したから(個人の感想)
そしてもう一つ、ぺんてるのサインペンとても好きー!
軽さと書き心地が気持ちいい。
子どものころから変わらず傍にあると思う。
でも私は小学生の頃からピンクは苦手だった。
ここだけは譲れなかった。
筆者の文房具談義を読み進めながら、自分の文房具たちを思い出す。
私の出会った文房具たちも、思い出のある文房具たちだった。
一つ一つの文房具たちを思い出すと、なんだか幸せな気分になった。
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▼今回の本(同じ著者の本)
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